~誠実な国防には敵地攻撃能力の保持が不可欠である!~

2017年5月1日(月)現在、朝鮮半島が風雲急を告げており、いつ、米軍による北朝鮮への攻撃が始まるか?はたまた、北朝鮮によるミサイル攻撃があるかいなかという真っ只中にある。

このようなときに、感じずにはいられないある感覚がある。

それは、日本の国防力の心もとなさである。

今、このまさに、朝鮮半島がいつ点火するかわからない火薬庫と化しているとき、日本の自衛隊にできることは、米軍の後方支援か、北朝鮮から飛んでくるミサイルを打ち落とすくらいのことである。※無論、本当に確実に打ち落とせるかは疑問である。

しかし、こうして、それほど日本国民が緊迫していないのは、一重に世界最強の米軍がいてくれるからである。

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米軍には、何を隠そう、原子力空母をはじめ、核ミサイルや巡航ミサイル搭載の原子力潜水艦、巡航ミサイルを搭載した、イージス駆逐艦(日本でいう護衛艦)、B2ステルス戦略爆撃機や、最新鋭のステルス戦闘機であるF22ラプターやF35ライトニングなどが存在し、それらが、日本や韓国の米軍基地に配備または、付近の海域に待機しているのである。

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※写真は核ミサイル搭載可能の米空軍B2ステルス戦略爆撃機

また、米空軍には、地球規模攻撃軍団(Air Force Global Strike Command)なる組織が存在し、先日は、それらが、米本土の基地から、ICBM(大陸間弾道ミサイル、Inter Continental Ballistic Missile)の発射実験を行い、米軍にとっては当たり前ではあるが、約6800キロ離れたマーシャル諸島の環礁近くに着弾させ、確実に成功させている。

これは、北朝鮮などの敵国に対して、どこからでも正確に攻撃ができるぞという多大なる圧力となり、抑止力となるのである。

これは、日米安全保障条約つまり、日米同盟を結んでいる日本にとっては非常に心強いものであり、だからこそ、朝鮮半島情勢がホットに加熱しているときでも、日本国民はどこ吹く風という感じで過ごしていれるのである。

仮に、今、この状況で、米軍がいてくれなかったらどうか?
と考えると、本当に身の毛もよだつ思いで、眠れない日々が続いていると思います。

それは、もし、北朝鮮などがミサイルを打ってきても、今の日本の自衛隊の装備では、敵のミサイル基地や、軍事基地を攻撃し駆逐することができないので、打ってきたミサイルを、ピストルの弾に弾を当てるようにして、一発一発打ち落とすしかないのです。

これでは、いくらパックスリーなどがあっても足りませんし、全て打ち落とせる可能性は凄く低いと思うので、いくら命があっても足りません。

本来、その大元である敵基地をせん滅し、ミサイルの発射元をなくさなければ、本当に日本を守ることはできないのです。

しかし、日本は、世界でもトップクラスの経済大国であり、トップクラスの先進国であるのに、自分の国も自分自身で守れないで本当に大丈夫なのでしょうか?

それは、何かがおかしいと言わざるを得ないと思います。

今の科学技術では、いくら北朝鮮といえども、一発でもミサイルを打たれたら多大なる犠牲がともないます。

本来、国民の犠牲なしで守り切るということが国防の求められる使命であると思います。

そのためには、日本も、憲法9条を守るなどという絵空事を言うのではなく、現実的に本当に国民を守るために、敵基地を攻撃し、国民に被害がでないような体制を構築していかねばならないのです。

民主主義国家においては、軍隊というものは、侵略のためではなく、国防のために作られ、存在しているものであります。
それは、米軍は一見イスラム圏などに侵略しているように見える面もあるかもしれませんが、アメリカ合衆国という国の国防のために、あれだけ強大な軍事力を保持しているのです。
※その他にも、今の米軍には、自由主義圏を守るという使命もあると思います。

結論を言うと、これからの日本に必要なものとしては、正直に国民を守るために憲法を改正し、必要なものを保持するということが求められると思いますし、この度の北朝鮮をめぐる情勢を経て、そのような国論になっていくだろうと期待しております。

これから、日本が保持すべきものとしては

・抑止力としての核戦力・ICBM
・原子力空母
・ステルス戦闘機
・ステルス戦略爆撃機
・巡航ミサイル
・原子力潜水艦
・ドローン(あわよくば)

などではないでしょうか?!

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これらの装備を保持して、はじめて責任国家、世界トップクラスの独立先進国といえるのではないかと思います。

Faust