~「心の力」を使うとは、どういうことなのか?!~
「心の力」を使うとはどういうことなのか?!
そもそも、「心」とは何なのか?!
「心」とは、非常に抽象的なものに感じられるかもしれません。
抽象的かつ、何かぼんやりした、実体のないもの、よくわからないものだと思っている方は多いと思います。
また、「心」とは脳の作用であると思っている人も多いと思います。
しかし、「心」とは、確かに奥が深い存在ではありますが、
そんな摩訶不思議なものでもなく、もっと力強い存在であります。
世界的な宗教などでは、人間は、外見的な肉体に、魂が宿った存在であると言われております。
そして、「心」とは、その魂の中心部分にあたるものであるのです。
その、魂の「心」の作用は、肉体的には、脳を通して行われるために、「心」=「脳」であると考える人が多いようです。
しかし、「脳」は、魂の中の「心」の作用を体に伝えるためのコンピューターに過ぎず、「心」という主人がいなければ、「脳」も、そして「身体」も動くことができないのです。
それは、「車」が人間という主人、運転手がいなければ、動かないのと一緒です。
そして、その「心」という人間の主人は、どのようにコントロールできるのか?というと、それは、イメージし、考えることによってコントロールすることができるのです。
つまり、「考える」という行為は、「心」という主人をコントロールする方法であり、もっと具体的に言えば、「考える」ということは、「イメージ」するということであります。
「心」という主人は、「イメージ」することによってコントロールすることができるのです。
しかも、その主人であるところの「心」は、人間の身体をコントロールするのみならず、さらに大いなる力と可能性を秘めているのです。
宗教や心理学では、人間には、「顕在意識」と「潜在意識」があり、普段使用している、表面化している、
または使用している「顕在意識」は魂の全体の1割に満たないと言われております。
実は、その普段は隠れている9割の「潜在意識」が偉大なる力を持っているのです。これは、20世紀以降の心理学では、ある意味常識になりつつあることではあります。
その、偉大なる「心」、「潜在意識」に目覚め、意識的に使用している人間と、ただ単に「心」は脳の作用だと思いながら、過ごしている人間とでは、大きな差が生まれてくるのです。
そして、その「心の力」を使用する、あるいは「潜在意識の力」を使うためには、「考える」すなわち「イメージする」、
そして、その「イメージ」を「持続する」ということが大事になってくるのです。
Faust