~夢と現実の間で~
何ごとにも、夢や理想は大事である。
それは、人生にしても、仕事にしても、そして経営にしてもそうである。
そもそも、夢がなければ、人生楽しくはなく、理想がなければ、空虚な日常を過ごすようになる。
そして、もちろん仕事においても、夢、理想は大切で、それがなければ、事業もないし、組織が成長することもないし、個人が成長し、経済的にも、プライベートにおいても成功し、充実した人生を送ることは難しいのではないでしょうか。
2015年に公開された映画「Tommorowland(トゥモローランド)」では、人類を救うことができる希望は、諦めずに明るい未来の夢を描くことのできる人々であるという話がでてきます。
そのように、夢を描き続ける、理想を追い続けるということは、とても大事なことです。
しかし、それと同じくらい大切ことがあります。
それは、何ごとも、現実からスタートしなければならないということです。
現実から、着実に、一歩一歩階段を上って理想に近づいて行かなければならないのです。
まれに、何段跳びもできる場合があるときもあるでしょう。
しかし、ほとんどの場合は、一段一段、地に足を着けて、着実に階段を上がって行かなければならないのです。
そして、そのためには、一歩を踏み出さなければならないのです。
着実な一歩を。
地道ではありますが、それが、一番の近道かもしれません。
あのニューヨークの大きな摩天楼でも、最初は、地面をしっかり固め、地面に基礎を築くことから始めていかなければならないのです。
また、その一歩は、着実な変化への一歩でなければならないのです。
過去を踏襲するだけの一歩ではいけないと思います。
先ずは、現実を見て、現実を受け入れ、夢や理想に近づくための道筋を描き、勇気を持って始めの、そして、着実な変化への一歩を踏み出すのです。
もちろん、その道筋は、考えて、考えて、描いていかねばならないと思います。
一番大切なことは、夢や理想を描きつつも、現実を見て、現実を受け入れ、現実からスタートし、現実からの着実な変化への一歩を踏み出すことだと思います。
Faust