2016年5月1日(日)

~真に平和な国、日本を目指して~

日本は、今、平和な国である。
日本に住んでいる人なら、誰もがそう考えるし、
世界の人々もそれをうらやましく思うはずである。

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戦後70年間、戦争をすることもなく、この日本は世界有数の繁栄を享受し、人口も1億3千万人を超える世界の超大国までになることができました。

その70年間平和でいられた理由は何か?

それは、平和憲法の象徴たる、憲法9条によるものか?

いや、それは違う!

日本が、70年間、戦争なしに平和でいられたのは、
日米安全保障条約つまり、日米同盟のおかげなのです。

米軍は、今現在、この地球上で最強の軍隊であり、それが、日本に駐留するということは、とても重要なことなのです、

その世界最強の米軍が日本に駐留することで、世界中の軍事大国が、日本に戦争を仕掛けることができなかったのです!

アメリカ合衆国は、日本にとって、頼れる強い兄貴のような存在なのです。
その頼れる兄貴が守ってくれることによって、悪い兄ちゃんや、悪いおじさんなどが手出しができなかったのです。

平和とは、軍事力が互いに均衡状態にあり、互いに手出しができないときに成立するものだと思います。
つまり、平和とは、互いの軍事力がバランスした状態のときに訪れるものであると思います。

ただし、例外はあります。

それは、現在のアメリカ合衆国を見れば分かるように、アメリカ合衆国は世界一の軍事大国でありますから、そこだけを見ると、軍事バランスは均衡状ではなく、アメリカがずば抜けているように思えますが、そのような国が、世界の警察官のような役割を果たす場合、この時にも比較的世界は平和な状態に保たれると思います。
※最近は、強いアメリカ合衆国ではなくなってきつつあり、世界に紛争や戦争が拡大する方向にある。

しかし、その、軍事力がずば抜けた時に、世界の警察官になりうる国は、
民主主義国家であり、かつ正しい宗教が広がっていることが条件になります。

例えば、北朝鮮や、中国のような無神論の全体主義国家が強大な軍事力を保持した場合、現に、北朝鮮のミサイル発射や、中国の西沙諸島や南沙諸島、南シナ海の問題ように、他国への侵略を始めるのです。

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アメリカ合衆国は、必ずしも、正義ではない場合もあると思います。
それは、北朝鮮やイスラム諸国からしたら、アメリカ合衆国は悪い国であろうとは思いますが、どちらの国民がより幸福に自由に暮らし、豊かさを享受しているか?
を考えると、アメリカ的価値観、西側諸国の自由と民主主義、繁栄主義の価値観の方が、人々が幸福になるものであり、そのような意味で、より正義に近いのではないかと思います。

日本は、もちろん、西側諸国の価値観、自由と民主主義と繁栄主義の価値観側にある国であります。
そして、そればかりではなく、日本には独自の美しい武士道精神や、大和の心など、世界に誇れるものがたくさんあります。

そのような素晴らしいものを守るためにも、正当な、近隣諸国とバランスの取れた、又は、十分な抑止となりうる抑止力、軍事力を保持するということは、当然の権利であり、義務であるのです。

憲法の中の、「基本的人権の尊重」の中には、正当な軍事力を保持し、国民の領土、生命、財産を守るということが含まれると思います。

そのような意味で、「憲法9条」は、ある意味で、国民の正当な防衛力、抑止力を縛るものであるので、「基本的人権の尊重」に違反している、つまり、憲法違反であるのではないでしょうか。

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今後、日本が、正当な国防力、十分な抑止力としての軍事力を保持し、世界有数の経済大国、先進国として責任ある使命を果たせるようになることを願うものです。

Faust