~小さくなっているには人生は短すぎる~
「小さくなっているには人生は短すぎる」
“Life is too short to be little.”
この言葉は、1800年後半に英国で首相を務めたベンジャミン・ディズレーリの言葉です。
「人生は、小さく縮こまっているような、あるいは、ウジウジと、つまらない時間を過ごすような暇はないよ。そんなに、小さく過ごしていたら、あっという間に人生の時間が過ぎてしまって、何もなすことなく、人生が終わってしまうよ。」
ということであります。
私は、以下の言葉も加えたいと思います。
「小さくなっているには世界は大きすぎる」
“World is too big to be little!”
「世界は君が考えているよりもずっと大きい。
だから、小さく縮こまっていては、何も知ることなく、何も経験することなく、人生が終わってしまうよ。」
と言うことです。
これらの言葉は、人生を過ごす上で、非常に大切な考え方であると思います。
人間は、結局何で評価されるのか?
それは、学歴なのか?
地位、職業なのか?
それとも、金なのか?
そうではなく、一番大事なことは、結局
「何をなしたのか?」
人類に対して、社会に対して、周りの人に対して、
そして、大切な人に対して、何をなすことができたのか?
どんな事業をなしえたのか?
ということではないでしょうか。
そして、その過程で、相応な地位につき、相応なお金・報酬を得られるようになるのではないでしょうか。
では、その原点にあるものは何か?
それは、その人の「考え」であります。
その人が、「何を考え」、「どう行動を起こすか」ということが、偉大なる事業、貢献を遺す第一歩となるのです。
そして、その、「何を考え」、「どう行動を起こすか」ということは、企業家たらねばならないということではないでしょうか?
以前、「イノベーションと企業家精神について⑦~企業家精神Ⅱ~」
(http://spring-of-light.com/wp/think-about-management14/)
において、
「発明家はアイディアを生み出し、企業家は『事を行う』」
と述べましたが、「考える」(※先ず、考えることは絶対に必要)だけではなく、次に行動を起こす。
これが大事であると思います。
そして、その行動とは、“最初の一歩から始まるのです”。
Faust