2016年2月1日(月)
~航空母艦の艦長は~
航空母艦の艦長は、空母の戦闘機乗りを経験した人しかできないのだそうです。
それは、元戦闘機乗りしか、暗い大海原で、一人飛んで、空母にたどり着こうとするときの孤独は知らないから、
その空母の責任者たる艦長は、そのパイロットのことを理解した上で、
空母を航行する必要があるからなのだそうです。
これは、経験に裏づけされた真理であるし、知恵であるのだと思います。
よく、特に大きな組織では、管理部門や、経営陣は、「現場のことを知らない」と言われることがあります。
これは、いつも、問題になることである。
これを解決することは、とても重要であり、これが、組織の発展にダイレクトにつながると思うのです。
では、どのように解決すればよいのか?これは、結論としては、お互いを理解することと、情報の相互伝達をスムーズに頻繁にすることである。ここで重要なのは、一方通行ではなく、相互の情報伝達が大事だということです。
現場としては、出来る限り、上層部に情報を上げる。
上層部としては、出来る限り現場からの情報を集め(取捨選択は必要であるが)、現場を理解しようと努めることであり、現場に赴き、現場のと二人三脚で進んでいこうとする「姿勢」が大事であると思うのです。
しかし、これがそう簡単には行かないのだとは思います。
Faust